回転寿司バイトのきついところ
寿司が好きで飲食店だから賄いがあるかも!?なんて期待して入りましたが、そういうのは一切ありません。
バックヤードとフロアとで仕事内容が違いますが、バックヤードの仕事は慣れるまでが大変です。
洗い場と調理と並行して行わなければいけないのでモタモタしていると監視ビデオもついているので後で注意を受けたりしてしまいます。
夏場何かはうどん調理が温かいのと冷たいのと作り方だとかも違って混雑して注文が殺到するとパニックになってしまいます。
フロアはお客様を案内したり、料理運び、レジなどを行います。
時間によっては立っているだけの時もありますが、お客様からのクレームを受けるのはフロアの担当の人たちなので精神的にキツイ。バックヤードでもモタモタしていれば社員から怒られて精神をやられます。
まず、どのような点できついのかという話になります。私の体験談としては下記のような点がきついと感じました。
・時間当たりの仕事量が多い
・勤務時間自体も長い
・責任感を強いられる事が多い
徹底した作業の標準化により仕事自体は簡単ではあるのですが、それ故に作業者の仕事スピードが求められます。手を早く動かせば動かすほど仕事が進むので、経営者側が少しでも早く終わらせようと煽りを入れてくるため仕事量が多いです。
また、バイトの仕事にはポジションとして担当役割が与えられるのですが、そのポジションしか仕事に入ることができないため、
人手不足のポジションでは少ない人数で仕事を回さないといけないため自然と勤務時間が長くなる事があります。
時給自体は悪くないので、稼ぎを重視したい方にはいいかもしれません。
回転寿司のバイトのきついところはバイトのシフトに関してと土日の混雑時でした。私は自宅近くの回転寿司で高校を卒業してからすぐにアルバイトを始めました。
大学からは距離があったため休みの期間以外はあまり早い時間からシフトに入ることができませんでした。すると、店長から「17時に入れないのなら来なくていい」と言われてしまいました。面接時にも大学の話はしていたのに、無理なことを言われてしまって続けることができませんでした。
土日の混雑時は本当に大変です。バイトの人数が揃っていればそこまでしんどくはないのですがどうしても足りない日などがあり、皿の枚数などの確認をしているときに次にどのテーブルがおあいそになるのかを確認したり、一度に2つのことをしていることがほとんどでした。
これからバイトを始めようと思うのなら、しっかりシフトに関しては聞いてから選んだほうがいいと思います。せっかく仕事を覚えたのに辞めなければいけないのは勿体無いので学業などの妨げにならないようなバイトをオススメします。
家の近くに回転寿司がオープンして、バイトを大量募集していたので友人と共に面接へ行きました。
あっさり合格して働く事になったのですが、教育係の人が凄く冷たい人でこの時点で「帰りたい」と憂鬱な気持ちになりました。
私は洗い場(バックヤード)でお椀やお皿を洗う事になりました。でも教育係さんに「遅い」「もたもたするな」「そんな事も出来ないんだ?」と事あるごとに冷たい言葉を浴びせられました。
丁度満席の一番混む時間帯だったのでどんどんお皿が溜まっていくし、早く綺麗に洗わなければならないしでとても疲れました。
友人も初日にいきなりホールに出されて、レジや接客もあんまり教えてもらえないまましばらく放っておかれたそうです。
もう、手取り足取り教えてくれるというより「見てやって覚えろ」というような体育会系のようだと感じました。
それに店内にカメラがいくつもあるので、何だか終始監視されているような気分で落ち着きませんでした。
事前研修があると聞いていたのに薄いマニュアルだけ渡されて終わりという、何とも頼りない感じでしたね。
キッチンやホールも経験しましたが、どの持ち場も忙しい・キツイ・大変で、友人と一緒に1ヶ月で辞めてしまいました。
店舗にもよるのかもしれませんが、基本的にシフトが希望通りになりません。
お店として忙しい時間帯だけ人がいればいいわけで、平日だとランチタイム12時から14時までと、18時から20時、後片付けの23時が欲しい時間帯です。それ以外の時間を希望しても削られるか、ベテランの人の希望優先で休み扱いになってしまいます。つまり、全く稼げないということです。
あとは、超繁忙期(セットのチラシが入るようなとき)クリスマス、年末年始などは夜中働いて欲しいと言われます。
実際、数は少ないですが正社員の人はピークの日は店で仮眠して家には帰っていないようでした。私は基本的に日勤だったのですが23時1時の勤務だったことがあります。
回転寿司のバイトできついところ、なんと言っても、オーダーが集中することろではないでしょうか。
特に、土、日の夜のオーダーは半端無いです。私自身の体験談ですが、今や回転寿司のオーダーはタッチパネルで、気軽にお客様がオーダーを出来ますでの、そのオーダーが集中するとなかなかお客様の希望する対応をするのに戸惑ってしまう時があります。
実際に回転しているお寿司を食べられるお客様より、オーダーされるお客様の方が多いんじゃないかと思う時があるくらいです。このような時は、もちろんフォローを受けながらやるので、なんとか間に合わせます。
また、旬の季節のネタには特にオーダーが集中するので、そこは敢えて予想しておくことも必要です。
これから、もし回転寿司でアルバイトをしようと思っている方へのアドバイスとしては、やはり日本人の大好物であるお寿司ですので、最初は基準がいろいろ合るので、それに慣れることが必要になってきます。
特に生ものですので、食の安全への配慮は飲食業の中でもシビアな部類に入ります。そこをクリアーしていくことが必要になりますので、心得ておいた方が良いでしょう。
握り方とかは、マニュアルもあるのでそんなに大変ではないです。