ティッシュ配りバイトのきついところ
以前ティッシュ配りのアルバイトをした経験がありますが、楽そうに見えて結構つらいなーと思ったのをよく覚えています。
やはり、うっとうしがられるのって精神的にキツくなってきますし、渡す対象ではない人に「私にもたくさん頂戴よ!」などとおばさんなどにせがまれてしまう事もしばしばで非常に困りました。
ティッシュも立派な広告ですから、その広告対象の人に渡すように言われていたためです。時間よりも、配りきったら終わり!という感じでした。毎回結構な量があったので参りましたねぇ。
また、暑い日も寒い日もずっと外に立っている仕事なので体力的にも自信がある人が向いている仕事じゃないかと思います。あとはやはり精神的に強い人じゃないときっと続かないんじゃないかと思いますね。
何か特別なことを覚える必要がないのは良いですが、好きな時間にトイレに行けなかったり、息抜きが難しいところがきついと思います。
また、天候に左右されるので、寒い日、暑い日などは割りに合わない感じが否めません。繁華街で配ることが多くなりますが、ちょっと変な人に絡まれる場面に遭遇することもあります。そういう場合に、近くに頼れる人もいないので、実は結構怖い仕事のようにも思えます。
更に、配る個数のノルマがあると、きついです。人通りが多かったり、貰ってくれる確率が高ければノルマもすぐにこなせますが、毎回そう上手くいくことはありません。ノルマを達成できないことが、仕事を真面目にできていないと見なされる場合もあるので、精神的にきついと思います。
ティッシュ配りをするのはだいたい土日祝日の人が多い日です。
季節によって暑すぎ、寒すぎと気候があって、これが大して動かずに1日中立った状態でいると体にとても負担がかかります。配る量も多いです。段ボールにどんっ!と入ったティッシュを少しずつカゴに入れて配ります。
この仕事の私が嫌な部分は断られ方です。
差し出しても受け取ってくれない人が大概なのでいちいち気にはならないのですが、「邪魔だ!」「早く帰れ!」と暴言を言われたりする事もあってそれが辛かったです。
可愛い女の子は得かも知れません!私は容姿が悪かったので受け取り率が悪かったんですが、可愛い子の場所にはわざわざティッシュを取りに行ったり、「全部もらってあげるよー♪」と声をかけられたりしてすぐに補充に行ったりしていました。
若くて笑顔が素敵な方は向いていると思います。
ティッシュ配りのバイトで一番きついところは、やはり受け取ってもらえない事と避けられてしまうことだと思います。
普通のバイトだと、口には出してもらえないものの、感謝されているような気持ちになることも多いです。でも、ティッシュ配りだと大半の人に無視されますし、煙たがられるような感覚を覚えます。
口で言うとそんなことで、と思うかも知れませんが、本当に無視され続けるというか……とにかく自分の存在に疑問を持ってしまうような辛さがあります。バイトをはじめようか迷っている人は、精神的にタフかどうかが大事だと思います。
全然受け取ってもらえなくても、仕事だし欲しい人がとってくれればいいや、みたいな感覚で割り切れるなら、やっていることは簡単ですしアリだと思います。
ティッシュ配りのキツイところは、二つあります。
一つは天候です。春、秋はともかく夏、冬はとても大変です。渡す相手もさっさと歩いてしまいたいと思っている人が大半となる時期なので余計です。
二つ目は、渡そうと思っていた相手の反応が悪いと自分の気分も悪くなることです。
これはかなり個人差がある部分ですが、それが一番ネックなるかと思います。ですので一度やってみて自分の感覚をつかむことがベストです。
しかし、はじめてこのバイトにチャレンジするのであれば若いうちに行うことをお勧めします。年齢が高いとその場の人間を管理する側を頼まれてしまう可能性があり、その管理作業は何かと人とのやり取りを要し、時給も大して変化がない為です。
ティッシュ配りは、ある程度決められた個数を配らなければ意味がありません。さらに、どんな気象条件にも関わらず笑顔で配らなければなりません。
路上で配っているのを見られたくない知人にあうのではないか、不安との戦いでした。
がんばって「4箱配った!!」と達成感とともに派遣元(雇用元)に連絡したところ、「おつかれさまです。まだ時間があるので、追加で2箱とりに来てください」、とのこと。電車に乗って追加分を取りにいき、現場の駅まで運びました。がんばりすぎなければよかったですし、足腰がどうにかなりそうでした。
ただ、好条件としては私がやった仕事は時給1,000円、翌日口座に給料が振り込まれましたので、急いで収入が必要な時にはスキルもいらないいいバイトだと思います。初対面の大人数の方と(強制的に)接することはなかなかできない経験です。
自分の仕事やスキルの向上など、なにかしら役立つと思います。