靴屋バイトのきついところ
私が働いていたところは、想像以上に体育会系の職場でした。
適応できないと入店後に大変な思いをすると思います。とりあえず、お客さんに対する声かけは徹底して指導されます。
最初は、慣れるまでお客様に声をかけるのに戸惑います。お客様によっては声をかけられることを苦手とする方もいらっしゃるので、そこの見極めも大切です。
あとは、「いらっしゃいませ」などの声だしも必須です。これも慣れるまではちょっと気恥ずかしい思いをしますが、声が小さいと、上司からの指導が入ります。引っ込み思案な人や、大きな声を出すのが苦手な方にはちょっときつい職場かもしれません。
販売の仕事なので、土日祝日はほぼ休みはありません。平日に交代で休みを取る感じになります。ショップならどこでもそうだと思いますが、GWやお盆、お正月などはかなり忙しいです。
大手靴屋チェーンで働いていました。
ノルマはないですが、一人一人の売り上げはパソコンで集計され、見られるようになっているので、あんまり成績が悪いと店長からもうちょっと頑張るようにお叱りを受けることもあります。逆に、たくさんの靴を売ったからと言って、時給がアップするわけでもありません。あと、声出しをしなくては、頑張ってしなくてはなりません。慣れると平気ですが、最初のうちはちょっと恥ずかしい人もいるかもしれません。
ほかに、きつかったところは、土日に休みがとりにくいことです。また、土日以外にも、お盆や年末年始、ゴールデンウィークなど、お客様がたくさんいらっしゃる時期のお休みは基本的にかなり取りづらいです。みんなが遊んでいるときに、自分は遊びには行けないこと、これはちょっと辛いです。
靴屋でのアルバイトできついところは、まず商品知識を一通り学ばねければならないところです。靴の種類というのは思ったよりも多く、男性・女性用もあるので結構大変です。お客様から思わぬ質問をされることもあるので、上手く対応できるようにならなければいけません。
あとは靴のサイズ合わせの時は必ず一人ひとり対応していくので、混雑時は非常に大変になります。店舗の規模が小さいと、その分スタッフの人数も多くはないので休日などはきついことが多いです。次々とお客様から声をかけられるので、対応が遅いとクレームを入れられてしまうこともしばしばです。こちらとしてはどうしようもないのだから、とついイラついてしまいそうになりますが、接客業なので顔には出さぬように我慢が必要です。
お客さまの試着のために、色々な形やサイズの靴を、陳列や縦積みから出して、お客さまの足元にしゃがんで置く、という動作がかなり多い仕事です。
私は高校生時代の部活で腰を痛めた経験があるため、今でも中腰やしゃがむ動作が続くと、腰痛がひどくなります。実際、忙しい土日連勤のあとだと、朝から立てなくてお休みをいただく時も少なくありませんでした。これが原因で、こちらのバイトは半年も続きませんでした。
あと、特に冬場などは、お客さまの足に近づく仕事なので、ブーツの方などの対応をするときは、匂い的にかなりきついケースもありました。むせたりすると、失礼に当たるので、ひたすら我慢するのですが、匂いに過敏な人には相当きつい仕事内容だと思います。
靴屋でバイトしてた時にキツかったのが、わりと年配の夫婦でいらっしゃるお客様への接客です。
旦那さんがわりとふんぞりかえっていて、試着してみても「ん」とかしか喋らなくて。奥さんが「すみません、ちょっとこれだと大きすぎるみたいで、もうちょっと小さいのを持ってきてくれますか」っていちいち通訳してくれるんです。
いや奥さんが通訳してくれるからバイトとしては助かるんですけど、でも旦那さんが不機嫌なままで、奥さんが一生懸命ぺこぺこしてるのみたらかわいそうになってしまって。
コミュニケーション能力に自信があって、こういうときにちょっと笑わせたり和ませたり出来る人だったら、こういう接客のバイトも向いてるんじゃないかと思います。
私は5年前に靴屋チェーンの渋谷店で働いていたのですがまずきついなと思った事は一日中走りっぱなし。そして在庫が多いので何処に何の靴があるか覚えるまでが大変でした。誰かに聞きたいけどみんな忙しく走り回っていて聞くに聞けず…。最初の一年は本当にイライラと体力の戦いでした。
近隣に店舗が沢山ある所は走って在庫を取りにいく事も…。雨の日でも売り上げのために行くので切ないです。
パソコンを使って在庫を調べるのでお客様を待たせて結局なくてクレームになったりもたくさんありました。
これから靴屋でやりたいと思ってる方は是非気合い入れて元気が一番かと思います!元気でハキハキしているスタッフには先輩達も優しいですよ!