荷揚げバイトのきついところ
とにかく重たいものを持ち上げるので多大な体力が要求され、腰を痛めたりする可能性があります。症状が重くなるとバイトで稼いだお金が医者代に消えてしまうという不具合なことも生じます。
足元をよく確認して細心の注意をはらわないと、大きな事故やケガにつながりかねないというのもデメリットです。
特に夏の暑い時は最悪であり、ほんとうにきつい仕事で1日で辞めたいと思う人も多いです。今まで経験してきた仕事の中で、いちばんきつい仕事だったというコメントも多いです。
それに、育てて長く働いてもらうという一般的な考え方ではなく、ボロボロになって限界がくるまで使い倒すといういわゆる使い捨てカイロみたいなものです。それだからこそ自分の体は自分で守るということがより大切になってきます。
毎日ずっと朝から晩までの作業で、軽いものだけでは無いですし、色々な重さの荷物を積み上げないといけないので、腰がとにかく痛いです。場所も外や倉庫内での作業ですので、かなり体が冷えますし、身体が冷えた中での作業は腰にはかなりの負担です。中腰もかなり腰にきますから、コルセットを巻いて作業をするか、ぎっくり腰にならないように気にかけながら作業をしないといけないのが辛いです。
荷物も、われものなどがあるので、そっと割れないように慎重に行わないといけないので、神経も使います。腰を守るために自然と腕に力が入っている場合もあるので、両腕もパンパンになります。
自然と筋肉がついてしまいますので、女性はノースリーブを着れなくなる可能性はあります。
荷揚げでキツイのは、まず夏の暑さでしょうか。
でもこれについてはこまめに休憩を取らせてくれたりするので特にストレスは感じませんでした。それよりも運ぶものの持ちにくさ、それを壊さないように気を使わなくちゃならないことの方が辛いです。肩や手のひらに食い込む荷物は嫌ですね。そしてそれを壁とかにぶつけないようにしなくちゃならないんだから気を使います。
建築現場での荷揚げでは、かなり大きなパネルを、狭い階段を通って壁を傷つけずに運ぶということをやりました。他の職人さんの往来もあるので難しい作業でした。
もし引っ越しや建築現場の荷揚げをされるのでしたら、試しに自宅の家具で物を移動させる練習をしてみるのをお勧めします。何度も壁をこすったりしてしまうようでしたら、力自慢の方でも、割と向いていないかもしれません。