リサイクル工場できついところ
地元にあった古着のリサイクル工場で派遣社員として働いていました。
幸い服でしたので重い物を持つと言う事は無かったです。しかし、古着を扱う為不衛生でマスクをしなければ鼻の中が黒ずんでしまいます。
きついのは、袋を切断して中身を取り出すのですが、基本的にこの動作を延々とやらなけばならないこと。半分ライン作業でしたので、作業が止まると全体が止まってしまい、その為に怒号が飛び交ってしまいました。派遣で短期の仕事でしたので、任期満了で辞める事になりました。
マスクなどを必ず付ける事と作業を止めないようにすれば、難しい仕事でもありません。時給自体もそこまで悪くないので、体力に自身が無い方であっても問題ないでしょう。
私は、高校時代に家電などのリサイクル工場でアルバイトをしていました。
始めの求人票など面接などで聞いた話だと自分でもできそうかなと思いました。しかし、いざやってみると力仕事が多く、バイトの日は毎日つらかったです。
始めは社内での部品分けなどの作業でしたが、若いと言うことで解体作業の手伝いに回されました。そこで、冷蔵庫を引きずりながら一人で運んだり、電子レンジや他の重たい家電などを沢山運ぶ破目に。求人票などには、部品の仕分け作業と書いてたので甘く見ていました。
また、家電の破片などで軍手をしていても良く手を切ってました。休日などもこのような作業をしていたのでとてもきつかったです。
私の場合は家電等のリサイクルでしたが、他のリサイクル会社でも多少の力仕事は、あると思った方が良いです。また、リサイク品なので多少の汚れ(ひどいのもあります)虫等があるので注意してください。
リサイクル工場では様々な物が運び込まれてきます。
電化製品などを取り扱うときは一つ一つが重いので、とても腰が痛くなります。
家電製品でも小さいものであれば一人での運び込んだり出きるのです。しかし、大型なものであればやはり一人で無理をしてしまうことは事故に繋がります。やはり、事故が一番ダメなのでとても注意が必要です。
また、プレスする作業のときは音がとても大きく、長くそこにいると耳が痛くなったり、プレスする音が耳から離れなくなってしまって、とても不快になります。なので、耳栓などで、できるだけプレスする音が小さくなるように工夫も必要です。
体力勝負のところもありますが、リサイクルすることで新しいものが生まれると思うととてもワクワクする仕事です。
リサイクル工場にも色々と種類がありますが、プラスチック系のリサイクル工場の場合について記述します。
まず、きつい所は臭いです。家庭用のプラスチックゴミの場合、食品が入っていた容器等も入ってきます。独特の臭いがします。耐えられる人は良いですが、耐えられない人は絶対に無理です。
ラインにリサイクル品が流れてきます。ラインなので、持ち場から離れる事ができません。流れているコンベヤーを見ていると、酔う人もいますが、やっていくと慣れてきます。
夏場は暑かったですが、送風機やスポットクーラーがあるので、耐えられます。
勤めていた工場は安全対策にも力を入れていました。安全対策に力を入れていない工場は絶対にオススメできません。怪我してからでは遅いです。
工場は炎天下の外仕事より全然楽ですし、熱中症のリスクが低いです。臭いに耐えられれば、良いバイトだと思います。
パソコンリサイクルのアルバイトを少しだけした事があります。
誰にでも出来る軽作業という事で始めてみましたが、実際はパソコンに詳しく部品について多少でも知識がないと作業するのが大変で、かつ手早く丁寧に正確な作業を問われました。
自分が任されたのはリサイクルしたパソコンの部品などを梱包し発送する作業でした。指示が部品の名称でされたり部品によって梱包の仕方なども違い、パソコンパーツなどに疎かったため名称を覚えるのに一苦労。名称を頑張って覚えていかないと、指示されてもちんぷんかんぷんです。作業に遅れが出て迷惑がかかる、などプレッシャーがありました。
梱包の仕方は慣れてくれば手早く丁寧に出来ると思います。専門パーツを扱うリサイクル工場などはパーツ名称を覚えたり扱いに気をつける事も大事なので、そこをクリア出来れば大丈夫だと思います。
ペットボトルや空き缶、空き瓶等を分けて機械に入れていくだけという作業。
説明を受けているときは楽なように見えましたがいざ近付いて自分でやってみると、ゴミから漂ってくる臭いが凄く臭くて気持ち悪くなりました。一つ一つゴミによって悪臭が違い、それが合わさってより変な臭いになっているんです。一応マスクはつけさせてもらえましたけど、そんなんじゃ防げないくらい強烈でした。
あと、女性の方は腱鞘炎に注意です。空だと言ってもビンは重いものも多くてずっと作業を繰り返していると腱鞘が痛くなってきました。簡単な仕事なのでパートで来ている方がいましたが、腱鞘炎予防に手首を包帯みたいなものでグルグル巻いていました。
工場内ではゴミ収集車が回収に来た際のような大きな音もするので、気になる方は耳栓も用意しておくと良いかもしれません。