漬物工場できついところ

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漬物工場できついところ

漬物液に浸かっている白菜を1玉ずつ樽から取り上げて分量ごとに切るという作業で、漬物液を含んだ白菜がとても重くて1時間弱くらいで腰を痛めました。

 

キムチの担当になるとゴム手袋が真っ赤なキムチだらけになって見た目がドロドロで臭いと見た目だけで、やる気を失います。また唐辛子で目も少し痛くなるときもありました。

 

1番きついと思ったのはグループに分かれての流れ作業やレーン作業なので、ベテランパートさんに初日から遅いと怒られ続けました。遅い遅いと怒られるので速くすると上手く出来なくてまた怒られるといった感じで、まさに踏んだり蹴ったりでした。

 

働いた工場で人間関係は色々だと思いますが、グループごとの作業は遅いと嫌がられます。

 

仕事で遅いと言われたことがほとんどない人間でも怒られるので、怒られる覚悟で働いたほうがいいと思いました。そして、怒られても気にせずに自分のペースで仕事を着実に進めていく強さが必要だと思いました。

 

@【作業場の寒さと冷え】

 

漬物であまり火を使う工程はないですし、漬物に使用する食材を傷めてもダメと言うこともあり、どの作業場も寒いのが特徴です。

 

温度が寒い事はわかっていて、ヒートテックなどを着込んでは行くのですが、足からの冷えもプラスで身体にはなかなかのダメージがきます。

 

なぜ足下からの冷えがあるのかと言うと、漬物工場は常に水が足下に流れていたり、漬物液がこぼれたりなどもあるため、コンクリート打ちっぱなしの作業場でしかも暖房がつけられません。水気が足下にずっとあり、常にシンシンと下にヒヤッとした空気がたまる傾向にあります。

 

それに合わせ、足下はゴム長靴を履いているので、靴下を重ね履きしていても体温がこもらず足の指は感覚がなくなってきます。

 

A【漬物液の匂い】

 

何かしら作っている工場で働く限り、その食材の匂いが身体につくことはあることですが、漬物液の匂いは独特です。

 

作業中は鼻もマヒしてきますが、帰る際に少し問題が出てくるなぁと。電車で帰る場合、帰宅ラッシュの時間にかぶると、一緒に乗り合わせた人からは冷たい目線で見られている事が確実にわかるくらい、自分自身から漬物の匂いがしているようです。

 

車で帰る場合、シートに座るので漬物の匂いをシートが吸ってしまい、仕事と関係ないドライブの時に友人を乗せると「漬物臭い」と言われたりします。

 

食事の時に漬物の匂いがあることには誰も違和感はありません。しかし、食事とは全く関係のないタイミングで漬物の匂いがすると、発酵臭のため嫌われかねないです。

 

B【キムチも作ってる事が多い】

 

漬物工場の全てに当てはまるわけではないのですが、漬物工場の中には、キムチも漬物の1種類と言うことで作っている企業があります。

 

キムチの担当になると、前述での漬物の匂いが身体につくと書きましたが、キムチの匂いはその比になりません。焼き肉の時のキムチって凄く美味しいですが、電車で匂うキムチは、第三者からするとなかなかの迷惑行為になります。

 

C【野菜処理=虫処理】

 

漬物にもさまざまな種類がありますが、野菜が材料となっており、その多くが葉物野菜です。

 

漬物にするには、1番最初に野菜を洗浄し綺麗にする作業があります。その綺麗と言うのは、土を落としたり、少し傷んでいる部分を取り除いたりの他に、野菜に付いてきてしまった虫を取り除く作業があります。

 

虫好きな人には問題ないのかもしれませんが、当たり前なことに虫は色んな大きさ、色んな場所に付いており、手作業で取り除きます。虫が苦手な場合、1日中、虫を触らなければいけない状態が続くことは、結構なストレスとなります。

 

製造としてはベルトコンベアによって流れてきて、それに手を加えるというものでした。

 

作業中ずっと下を向いているから首が痛いですし、若干腰を屈める必要もあって、腰も痛くなりました。最初のうちはそれで体がカチコチになり、仕事にいくのが辛くなるほど悪化させてしまいました。

 

ストレッチを頻繁に行い、休日はマッサージにも通ってなんとか体を慣れさせることが出来ました。ただ、元々腰痛持ちの人には絶対お勧めしないと先輩も言っていました。

 

あと臭いに敏感な人もやめた方がいい職場です。マスクしていても結構臭いますし、作業服を通して体に臭いが染みついてしまっている気がします。鼻がおかしくなって、常に臭っているような感覚になるのです。

 

漬物が好きで仕事を始めた人も、仕事中ずっと嗅いでいることになるせいか、普段は避けてるって人は少なくないです。私も工場に勤めだしてからは、漬物食べなくなりました。相当好きで漬物に毎日囲まれていたいのでなければ、好きかどうかで決めるのはやめましょう。

 

漬物工場では様々な部署がありますが、どの部署も冷え性が悪化したり手が荒れてしまったりと手のトラブルが多いのが最大のきついところです。工場ですのでもちろん、立ちっぱなしの辛さもあります。

 

漬物って手袋をして触るものの、やはり冷たいので手がしもやけになることもあります。ひどい人は手袋をしていても手があかぎれしまった人もいました。最初の慣れていないときには、途中から手の感覚がなくなってしまうことも多くありました。慣れてくると不思議と冷たさもあまり感じにくくなりますが、それまでは毎日自分の家での洗い物をするのもつらかったです。

 

しかも、お給料はそこまで高くはないところが多いです。大体が高齢な方だったりしますので、同年代の仲間がほしいという若い世代の方には向かないかもしれません。

 

残業がそこまでないのは良いことですが、そのぶんお給料も少ないですから隠れて副業をしている人も多かったです。働くのあればそれを考慮した方が良いです。

 

私は、製造コーナーで働いていました。

 

8時間労働で座って作業するのではなくずっと立ちっぱなしで同じ流れ作業をしていたのでとても体力的にきつかったです。その日によって漬物のメニューが変わったり作る量の数が違うので飽きませんが、やはりずっとやっていくと体力的に疲れてきます。

 

同じ流れ作業をするので飽きないように隣の人とお喋りしながら作業をしていました。なのであっという間に時間が過ぎていくように感じていました。やりがいもあったので楽しく仕事ができました。

 

基本的に漬物は大根だったので一本一本が大きかったり小さかったりメニューに合わせて種類がたくさんあってびっくりしました。味付けもいろいろあったので面白かったです。しかし、ニオイがすごかったので制服は漬物臭く、毎日持って帰って洗濯していたのですが臭いは取れませんでした。

 

でも、楽しくやれる仕事でしたので本当にそこで働けて良かったなーと思いました。周りの人に感謝です。

 

私は大手食品会社の漬物製品を生産するラインの機械保全等を約1年ほど行っていた経験があります。

 

まず一つ目としてこれは食品工場ではかなり多い悩みかと思われますが、漬物の匂いが作業フロアに充満するということです。漬物独特な塩っぽい匂いがかなりきつくマスクをつけて作業していても耐えられない人もいます。また、そこでの作業を長時間行っていくと服や自分の体にも匂い移りしてしまうので自宅へ帰宅した後にシャーワー必須となります。

 

その他だと別の設備保全系の部署から聞いた話なのですが、害虫、害獣が場内のあらゆるユーティリティーで出没するそうで、それらの駆除業務がかなりきついとのことです。ですのでGやネズミなどが本当に苦手な方はあまりおすすめをしません。

 

機械の保全で私が大変だったのは、機械トラブルで漬物を充填する機械から漬物が溢れ出てしまったことがあり全身に浴びてしまったことがあります。一週間ほど体が漬物臭くかぶれてしまったことを覚えています。