化粧品工場できついところ
化粧品工場は、ライン作業。ファンデーションの製造が始まった場合、ずっと同じ場所で、3時間でも立ちっぱなしです。トイレにも行けず、その自分の場所から離れられません。従業員もピリピリしているので、精神的にも体も疲れます。
化粧品工場は、出来上がりの数を少しでもたくさんと考えているので、ミスなく自分の立ち位置の仕事をこなさないといけません。同じ作業を黙々と素早く作業しないといけないので、自分が機械のロボットのように思えてきます。
そして、常に監視監督がいるので、少しのことでも指摘されるので、とても緊張感がああります。ベルトコンベアの辺りをずっと見てるので、肩こり、首こりにもなります。
正確に、素早く、何千個もの出荷数を準備しないといけないので、あまりオススメできる仕事ではありません。黙々と手作業だけをしたい人には向いている仕事なのかもしれません。
手先が器用で、素早く作業をこなせる人には向いている仕事かもしれないですが、常にピリピリとした雰囲気はある仕事です。
私はある製薬会社の化粧品課で働いています。仕事を始めて約半年ですが、結構ハードです。
何がきついのかというと、充填という工程と包装という工程があります。充填できついところは、少しでも流れのテンポに追いつかないと、他の工程のひとに迷惑をかけてしまうところです。
見た目はスピードもそんなに速くないのかなと思うけど、これが結構スピードが速い。異物混入を防ぐためにも、検品しながら速い流れについていけないといけないし、毎回バタバタです。容器・ポンプ・キャップ・蓋と色々あるんですが、それも流れてる最中に補充をしなければなりません。
作業以外では、人間関係もきつい。
私のところの作業場は、充填室には作業ラインのリーダーさんがいません。指示するのは社員の方ですが、ほとんどベテランのパートさんが指示をして回しています。なので嫌なメンバーと同じになると最悪です。ベテランのパートさんが偉そうにするので。
あと、充填室の人がゴミを出すのがほとんどなので、そのゴミ当番になるのもきついです。包装室は、ラインのリーダーさんがいるのでその分はまだましです。ベテランさんたちも偉そうにしないので、作業はやりやすいです。でも、スピードは充填と同じでバタバタです。ある意味充填室より包装室の方がバタバタしているときがあります。
あと、衛生管理に徹底しているので、作業服に着替えるのに時間がかかります。途中でトイレに行きたくなった時も、抜け出せずらい状況になるので、トイレに行きにくいことが多々あります。スピードはその商品によって違うのでまちまちですが、1分間に大体23〜26個流れる感じです。
これから始めようとしている人は、人間関係を気にしない人なら大丈夫かと思います。出入りが多い求人はそれなりに難のある職場だと思います。
ただ、化粧品を安く購入できるメリットもありますし、毎回違う商品をするので、楽しいと思える人はいるのではないでしょうか。内職のようなこともしますし、手先が器用な人には向いてるかと思います。
空気を読んだり、状況を把握して動くことが多いので、そういうのが苦手ではない人にお勧めします。
化粧品工場勤務は作業が基本的にライン作業なので単純作業を何時間も続けなければいけないところがきついかなと思います。
私の働いてる化粧品工場は1日に何ラインも動いていて充填する機械に容器をさす人、外観を検品する人、箱を折る人、箱にいれる人などいろんな作業があります。その各々の決められた作業を1日中8時間黙々と続けていくことはなかなか精神的に大変です。
作業の内容的にはそこまで重労働ではないと思いますが、ずっと同じ動きをしていると普段使わない変なところが筋肉痛になることもしばしばあります。
例えば、口紅の検品を1日中やっていると目をずっと使って細かいゴミやキズなどを確認するため、仕事が終わると目はシバシバするし、肩もものすごく痛く凝っています。
また、もうひとつ大変だと感じることが人間関係です。これを理由に辞めていく人も多いです。
化粧品製造だと女性が多い職場になるので、お局のような人達も多いですし、新人で入ってきた人達の味方になってくれるような優しい人もあまり多くないイメージですし、女同士の派閥みたいのもあります。
その人間関係と単純作業を黙々と続けること、この2つがダメージとなって辞めていく人がほとんどです。
なのでこれから化粧品工場で働きたいと考えてる人は、作業が簡単だから!とそこに惹かれることなくキツイ面も知ってもらえたらなぁと思います。
化粧品に限らないとは思いますが、ずっと同じ作業を黙々とやり続けるのは案外きついことです。何時間もライン作業に入っていると、無心にもなりますし、酔いそうになります。
衛生面はやはり厳しいです。特に目周りのアイテムをあつかう部署だと、作業着の上からつなぎのようなものを着てさらに帽子をかぶって…と重ね着が多くてとても動きにくいです。
化粧品というと綺麗で華やかなイメージがありますが、やはり工場はそうとは限らないです。私はイメージと違い少し残念に感じました。化粧品が好きだからといい、化粧品工場で働くと、商品を見た時のワクワク感が減るように感じます。
また、工場だと年齢の高めなベテランのパートさんなどが多くて、新人の時は、自分がスムーズにやらないとラインが止まってしまったり、後ろに影響が出てしまうのが申し訳なかったです。
単純作業が苦でない人は良いかもしれませんが、工場業務を長期で行うのは個人的には難しいなと思いました。
わたしが働いていたのは高校卒業直後の1ヶ月弱の短期期間で、しかも派遣だったので、パートさんやアルバイトの方よりも仕事内容としては簡単なところばかりだったのですが、それでもものすごく大変でした。
まず、レーンの前でずっと立ちっぱなしで作業することが大変でした。
なかなかの速さで流れるレーンについていくのだけでも大変なのですが、ずっとレーンを見ていたら酔ってきてしまいますし、さらに中腰のような格好で作業をしなくてはならず、仕事が終わった後は毎回体が痛かったです。
次にきつかったことは職場のパートさんの性格がキツすぎることです。
基本的にわたしの働いていたところはほとんどがパートさんが仕切っていたのですが、常に怒っていて、そのパートさんの機嫌を伺いながら仕事をしなければならず、ものすごく苦痛でした。工場という閉鎖期的な空間も相まって人間の本性が出てきてしまうのだと思いました。
化粧品工場で働きたいと思っている方へ、人と接するのが苦手だったりで働きたいと思っている方には向かない仕事だと思います。接客業よりも人と密に関わらなければならないので、それを割り切って働ける方だと大丈夫だと思います。参考になれば幸いです。
流れ作業なので単調な仕事を嫌う人にはおすすめ出来ません。
あと、自分のペースで出来ると思ったら大間違い。会社も生産性を上げるためにラインを使っていますので、作業スピードは結構早いです。新人だと追いつけないくらいで、慣れるまでは先輩方に迷惑をかけて居づらいです。
この先輩も、いい人もいれば性格悪そうな人もいるんです。7〜8割が女性という現場のため、性悪な先輩は作業の遅い新人にたいしてコソコソっとしたいじめをされることもあります。私もあの子サボってるよねと陰で悪口を言われたり、挨拶したのに軽無視されたりと嫌な思いをたくさんしました。
勿論こんな嫌な先輩ばかりでないですよ。でも嫌なやつがいても気にしない!女社会でも十分やっていく自信がある人でないと、勤めはじめですぐやめていく可能性も高いです。
因みに上司には男もいますが、全然役に立ちません。こんなことされたって言われても、仲良くやりましょうと言って終わりです。所詮女が強いんだなと分かる職場でもあります。