溶接のきついところ

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溶接の仕事できついところ

溶接はとにかく熱いので夏場はとてもきついです。

 

溶接をしている人を見たことはあると思いますが、鉄と鉄を高温で部材を溶かしてくっつける作業をしているのが溶接です。鉄は焼けて熱いですので、手元はとても熱い作業になります。

 

さらに夏場なら、作業しているところ全体が暑くなるため、尋常ではないほどの暑さを感じます。

 

それに、やけども簡単にしてしまいます。そのため、夏場でもズボンの下にももひきを履いたり、長袖の上着を着て作業したりなどと夏場はとてもきつい作業です。

 

作業自体は覚えてしまうと繰り返しの作業になるのですが、溶接をずっとやり続けてないといけないので、とても根気のいる作業になります。

 

また、無理な体勢で溶接をしないといけないこともあるので、肉体的にも疲れます。

 

溶接の仕事は目に光を受けて刺激になり目がとても痛くなります。

 

自分は視力が悪いのでコンタクトレンズを使っていますが、、目が開かなくなりコンタクトレンズもズレて取れなくなりとても大変な思いをしました。眼鏡で仕事をすると眼鏡が傷つくし、視力の悪い方には向いていないと思います。

 

火傷も絶えないし、腰も痛めます。腰痛持ちの人はきっと仕事中にぎっくり腰になるでしょう。

 

そして、工場なので夏場は、エアコンの効いているオフィスとは違い、とても暑い中溶接の作業をするので汗だくです。かなり疲労感がでます。

 

中年くらいの年齢の方は職人気質の方がとても多く、乱暴な口調、態度で現代の若者には絶えられないのではないでしょうか。

 

溶接の仕事は、金属を高温で溶かして接合して加工するため、作業手順や防護をしっかりしていないと火傷を負います。特にスポット溶接は激しく火花が出て、スパッタと言われる溶材の破片が飛ぶ事も多く、これで小さな火傷を追う事もしばしばです。

 

また、溶接時に出る激しい光は絶対じかに見てはいけません。ゴーグルや防護マスクなどで目をカバーしながら作業をしないと目をやられてしまいます。

 

溶接といっても、スポット溶接やアーク溶接、ガス溶接など様々な種類があり、手順なども違うので、しっかり整理して覚える必要があります。溶接のみならず、金属加工の仕事は本当に頭使いますよ。材質の種類とか金属の性質とか覚える事が色々あって。

 

もちろん、金属同士を結合させるため、かなり重い物を持ちますので体力も必要ですし、細かい作業もあるので手先が器用じゃないと勤まりません。

 

機械を取り扱うメーカーであれば溶接することは日常的に行うことですが、実際に自分で溶接をするとなると色々と技術が必要になってきます。

 

大体の溶接は手作業で行うため、自分の腕が最終的な出来栄えに直結します。その加減を覚えるまでにはひたすら練習を繰り返すしかないので、その練習に耐えることがまず求められます。苦手な人はなかなか上達しないので練習自体がきつく感じます。

 

ある程度上達しても溶接する箇所によってはかなりの腕が必要になります。とくに溶接する先が球形の場合はある程度数をこなした人でないと上手に溶接することはできません。

 

一度溶接してしまった後は元に戻すことはほぼできないので、やり直し不可能なプレッシャーに打ち勝たなくてはなりません。

 

ただ、一度溶接をマスターすれば手に仕事が持てるので働くことに困ることはないでしょう。

 

溶接といえば火花が飛び散る仕事です。夏場は暑さに火花が拍車をかけて汗が噴出します。

 

特に現場での炎天下の溶接は大変です。また、火花が袖と手袋のちょっとした隙間や首周りなどに飛んでくることもあり、ちょっとした火傷は日常的にあります。

 

工場以外の現場、例えばカーポートの取り付けなどは、高い所を不安定な姿勢で作業することもしばしば。常に危険と隣り合わせの仕事だといえます。精神的にきついときもあります。

 

薄い鉄板をくっつける際、少し間違えるとくっつく前に鉄板に穴を開けてしまう事があります。そうなると、とりかえしのつかない事にもなりかねないので、馴れるまでは常に緊張状態で作業しなければなりません。

 

それでも、鉄と鉄がくっつき、一つの製品、機械へと完成していくわけですから、やりがいと達成感も大きいです。親切に辛抱強く教えてくれる親方に雇って貰えると、焦らず確実に向上していけると思います。

 

溶接の仕事できついところはあの強烈な光が目に負担をかけるところです。遮光眼鏡等で見ても私の場合は家に帰って寝る時も目がチカチカして眠れませんでした。

 

あまりにも目のチカチカがひどくなったので遮光眼鏡をかけて、防護マスクをし目をつぶり光から顔を背けて作業してました。(もちろんこんな作業方法はダメですよ)

 

後は腕の火傷?でしょうか。溶接をすると長袖を着て、タオル等を腕に巻くのてすが、それでも日焼けをした時の痛みに似た痛さがあります。

 

溶接は夏は暑いです。クーラーのない工場だったからかも知れませんが。

 

暑さや腕の火傷は耐えられますが、目のチカチカで一時期視力が落ちてましたので、ずっとは出来ない仕事だなぁと私は思いました。