魚屋バイトのきついところ
鮮度を保つために室内温度を低く設定するので低いのでとても寒いです。女性や冷え性の方にはとても大変だと思います。
衛生的な環境を常に保つことを優先するので洗い物や手洗いなどが比較的多いです。手袋をすることもありますが、素手で行うとき、常に手洗いなどを行うので、手荒れなどに気をつけないといけないと思います。
食品を扱うので、髪の毛や異物の混入に常に気をつけているところです。
魚の匂いが洗っても取れないので、手に染みつくことがよくあります。ひどいときは、髪の毛などにも染みつくことがあります。
生臭い匂いや魚の匂いが苦手な方には、きつい仕事だと感じました。手を洗ってもずっと匂いが残っているので、人と会うの時などは注意が必要です。
私の経験では楽しい事多く、6年余り長く続きました。
きつい所といえば、お客が多く来て忙しくなった時に素早くテキパキ作業する必要がありますので敏捷性が要ります。モタモタ出来ません。
慌てると魚の切りかたが雑になったり自分の指を切ってしまったりします。包丁で自分の指を切ってかすかに血が出たことは何回かあります。ビニールの特製手袋着けて作業します。それでも怪我しないに越したことありません。
魚屋なんかは職人気質の人が多く、彼らに気にいられればいいですが、上手くいかなければ人によって包丁振り回すような事もありますので気をつけて下さい。
本人が魚好きかどうかも大切でしょう。私は好きな方で良かったですが魚の匂いが意外体に残りまた染み付くのは覚悟要ります。
大学時代に近所の魚屋でバイトをしていました。時給は良かったのですが、夜中から出勤して魚市場でせりに参加したり、そこから店に出せるよう下処理をしなくてはいけないので体力的にかなりキツかったです。
私は女性だったので力仕事はしなかったのですが、一緒に働いていた男友達はかなり重い荷物の運搬や力仕事を振り分けられていたのでいつも大変そうでした。魚の臭いが手や服についたり、拘束時間が長いので体調不良になったりとかなりハードな内容でした。
私が最初一番戸惑ったのは働いている人達が結構キツい人が多かったので言葉や所作にびっくりしてしまいました。慣れるまでは色々悩んだりしましたが、仲良くなってしまえば大丈夫でした。でもノリが合わない人は次々に辞めていました。
魚屋で働いて一番きつかったのは臭いです。その場だけならいいのですが、終わって帰宅してからも全身から魚の臭いがするし、染み付いていてシャワーを浴びても消えません。
また、季節関係なく基本的に寒い環境です。冬は特に水を使用するのが辛く、掃除をする際などに手袋をしても霜焼けになることが多かったので肌トラブルが絶えなかったです。先輩からは慣れればそんなに気にならないと言われていましたが最後まできつかった記憶しかありません。
ただ、賄い付きバイトだったので美味しい魚料理もたくさん食べられました。この環境に耐えられたのはむしろ賄いがあったからだと思います。
もしバイトを検討しているなら本当に魚が好きでないと続かない気がします。
きついところは、生臭さと寒いところなどです。魚が冷たいので、手が凍りそうなくらい冷たくなりますし、手が固まったりもしました。冬場は特にキツいなと感じます。
また、仕事が終わって帰宅してからも自分に生臭さがしみこんでしまっているので、ニオイがお風呂に入るまでとれていないです。
手が冷えて感覚がなくなっていてケガしていても、気づいていなくて後から気づくということもありました。
アドバイスとしては、かなりキツいなと思うところはあったけれど、全てがキツい訳ではないので、新鮮な魚の見分け方だったり、楽しいところもあるので、キツいところをふまえた上で、自分なりの楽しい部分を見つけれる人は、大丈夫だと思います。
■冷たい
とにかく魚は高温だと直ぐに痛むので、基本水や氷水をよく使います。
夏はまだなんとか我慢できますが、冬は本当にしんどいです。
■塩で手が腫れる
塩分の多いわかめ等の海藻なども扱います。皮膚が弱い人は、手がかゆくなったり、塩分で痛くなったりします。
■臭いが付く
魚独特の臭いが服にはもちろん、体にしみ込むようになります。家に帰っても子供に臭がられます。
■寒い
冬だからと言って作業場に暖房は点けられません。体も手も寒さとの戦いです。
■給料が安い
基本小売業なので給料が安いです。人がいなければ残業も多く、自分の時間はなかなか作れません。
■体育会系が多い
上司は体育会系やオラオラ系が多いです。みんなではないですが、仕事の後の付き合いなど面倒な部分もあります。
■まとめ
修業の間は上記のように本当にきついことが多いですが、その分得るものもたくさんあります。
魚をスマートに捌けたりお寿司が握れるって格好いい仕事です。