バーのバイトのきついところ
バーで仕事をした時は服装やマナーについて色々なことを言われて理解するのが難しかったです。また様々な人が来るので自分のマナーがしっかりしていないと駄目だと思いました。意外にもバーでは荷物の整理のような仕事もしてイメージとは異なっていました。
私がきつかったのがフォーマルな服装でいることでストレスになりました。普段は楽な服装をしているのでぴったりした服装を求められて大変でした。バーは仕事の雰囲気も重要なのでバイトでもそういう部分は徹底していました。
バーでバイトをする際には大人として対応できる力が必要です。誰にでも丁寧に接することができるならこういうバイトに向いています。また社会への一歩として大人の場でバイトをするのは勉強になります。
バーのバイトできついのはどうしても夜間勤務が中心になる点と、訪れる客によってストレスのかかり方が変わる点です。前者については、お酒を扱う職種である以上、夜間勤務が基本となります。
だいたい夕方に勤務をはじめて、深夜から早朝に仕事が終わるのが一般的なようです。なので体力的にはかなり辛いバイトとなります。
後者については、バーに訪れる客によってストレスを強く感じる場合とそうでもない場合があります。酒癖が悪くて他の客に絡んだり、バーテンダーに絡む人が来た場合は、早く帰ってくれと強烈なストレスを感じます。一方で、紳士的なお客の場合は相手のペースに合わせればいいので、ほとんどストレスを感じることがありません。
訪れる客によって、その日の疲れが大きく変わるのが、このバイトの辛いところです。単に「お酒が好き」「時給が高いから」というだけでは続かないバイトです。
私はお酒が飲めるようになり1年程してからバーで働き始めました。お酒が好きになり人と話してコミュニケーション能力を高めたかったからです。
しかし、お酒の種類を覚えること、カクテルを作ること、そしてお客さんを覚えることがとてもきつかったです。お酒が好きで種類は人よりも知っている方かと思っていましたが、世の中にはたっくさんのお酒があり想像を超えていました。
またカクテルを作るのにも一見簡単そうに見えますが、奥が深く、配合やシェイカーの振り方、そして如何にかっこ良くスマートに振る舞えるのか・・・
1杯のカクテルを作るのにとても神経を使いました。
そして常連のお客さんの顔と名前を覚えることはもちろん、前回話した内容やお酒の好みを覚えることも大切で大変なことです。「いつもの」と言われてすぐ作れるようになるには、時間が掛かりました。大切なことはメモをすることです。
お酒の作り方はもちろん、お客さまひとりひとりのことを覚えることはなかなか難しいので、たくさんメモをとりました。毎日仕事を終えた後は1日にあったこと、話した内容を書き留めていました。
学生の頃、都内のバーでアルバイトをしました。
夕方から朝5時まで開いてる店で長時間労働で大変でした。給料が良かったので頑張りましたが、あまり健康には良くないですね。建築関係のバイトもしましたが、やはり、バーの方が大変です。
酔っ払いは来るし、酔いつぶれてしまう客は居るし、嘔吐したりして汚されると大変です。トイレも毎日5回は清掃しておかないと、客からクレームが来てしまいます。
勤めた店は、フードも出していたので、調理もしないといけないし、本当に大変でした。毎日頭は油でべたべた、タバコのにおいで絶対にシャワーを浴びないと寝れないし、衣服も同様になりました。誰か急に休むと、12時間勤務となり、断る事もできませんでした・・・
学費を自分で払っていたので必死でしたが、もう二度とやりたくないですね。
バーで働こうと考えている人は、よくそのお店の内情を調査してから決めたほうがいいと思いますよ。経営者もいい加減な人が多いようです。つぶれたり、給料払わないとかも多かったですね。周りを見ていると。いわゆるブラックな仕事かもしれません。
穏やかな人ばかりではなく、お酒を飲むと豹変されるお客様がおられます。
お酒の席というのもありまして、普段はちょっとしたことで怒ったりされない方でも、酒が入りクレーム言って来られる方がおられます。スルースキルをいかに身に着けられるかがポイントかと思います、決してスルー(無視)するって意味ではなく宥めて交わす話術を身に着ければ変に絡まれて仕事に支障をきたすことは避けれると思います。
お客様の好みのお酒を頭に入れていくのも大変ですが、覚えておくとそれがきっかけで話題が広がります。一般的なカクテルレシピを頭に入れるのも、カクテルって言っても何百と種類があり、働くお店によってはすべてのカクテルを作れるとは限りませんので、お客様の注文のカクテルが作れない場合は、ベースを変えて似たカクテルをと説明の上作ってみると案外喜ばれたりもします。
@昼夜逆転して生活リズムが乱れる。結果、体調を崩しやすい。風邪をよくひくようになった。
A何かにつけお客様から一杯、二杯といただく機会があり、肝臓が休まらない。週5で入るとうまくアルコール抜きにすり替えなきゃ死ぬ。
B下心満載、口説きに入るお客様が本当にうっとおしい。「店引けたら飲みにいこうよ?」ってキャバクラかガールズバーにでも行ってくれ。
C@の理由から友人と予定が合わない時もある。無理して昼間遊んで夜に仕事で死ぬ。
Dすぐ潰れる。店が。何年も十何年も長続きするバーはなかなかないね。
色々書いたけど、人との出会いや繋がりが好きな人には天職だと思う。素敵なバーテンダーさんは、本当に人の気持ちにそっと寄り添って癒しのお酒を作ってくれますよ。