弁当屋バイトのきついところ
弁当屋では特にきついのは食事の時間の混み加減です。食事の時間はほとんど同じのためレジや製造が間に合わない事があります。
特に昼はサラリーマンや工事作業員等、休み時間に制約があり急いで食べなければならない人がいる為、レジが遅いと怒られる事があります。
ほかにもベテランのスタッフなどにも迷惑が掛かり、最初こそは一緒にシフトに入る事も倦厭されることがあるかもしれませんが、仕事に慣れると同時にそういう人にも慣れてきて淡々とこなす事が出来る様になります。
忙しい時間が終わると仕事は途端に無くなりますので、その時間の流れさえ慣れてしまえば仕事のペースは掴みやすい職種なのでアルバイトとしてははじめやすい仕事だと思います。
3年前に大手弁当屋チェーンのとある店舗でアルバイトをしておりました。その店舗では1年ほどアルバイトをしましたがその際にきつかったところを紹介します。
まずはやはり忙しさです。店舗によってシフトの厚い薄いは異なってくると思うのでこれは一概には言えないと思いますが、私のいた店舗は働いている人数が少なく、忙しい時間帯でも一人でお店を回すことがありました。
実際慣れてくるとそれすらも楽しく感じることもありますがやはり接客、調理、掃除といろいろなことを時間内に一人でこなすのはなかなか骨が折れました。
もう一つ私が個人的に苦労したのは定期的に変わるメニューを覚えることです。季節の変わり目など新メニューが導入されることが多く、その都度覚えなおさなければなりません。料理が好きな方以外は少し手を焼く部分になるかなと思います。
そんな弁当屋のバイトですが、慣れてくれば仕事のスピードもあがってくるので達成感などのやりがいも見出せるかなと思います。
まず、容器の種類がたくさんあるので、容器の種類と名前を覚えること。お弁当容器だけではなく、お客様がサラダなどをとる容器、揚げ物をとる容器、汁物容器。バラエティーパックの容器。
その次にレジ。レジといっても、お客様がいったお弁当のキーの場所を、だいたい覚えておかないと、すばやく対応できない。さっきいったサラダなどの容器の名前を覚えておかないと、レジでどのキーを押せばいいかわからなくなる。あと、タイムカードのかわりに入勤、退勤もレジで行うから、早く覚えることを必要をとされる。
そして、弁当調理。簡単なようで色々な冷蔵庫の中に、揚げ物が入っていたりするので、フライの名前を覚えたり、お米の場所覚えたり、フライの揚げ時間とか炊き込み時間の加熱時間とか炒め物も短時間で行うので、レシピをよく覚えなくてはいけない。
私が働いていた店舗ではシフトは自由に決めることができ、テスト期間や実習などでの長期休みも対応してくれました。
これは店舗にもよると思いますし、店長さんの考えもあると思います。
また、基本的には夕方のシフトですが、自分が入れるときは深夜、早朝、日勤も足りないときにはいれてもらってました。
辛かったのは、油を使うので臭いが移り、そのあと出掛けるのは少し気が引けたことと、油がはねて(自分の不注意ですが)軽いやけどをしたこと、また時給が安く、なかなか上がらなかったことです。
ピークの時にはオーダーが沢山並ぶので、焦って沢山あるお弁当の中身を間違えないようにするのが大変でした。特にソースなどの小袋がややこしいです。
しかし、毎日フライパンを使っていたので、フライパンが上手くふれるようになりました。
私は早朝(6:00〜9:00)の時間帯で働いていました。その時間は一人体制で、サラダを作りながらご来店されるお客様対応でした。
さすがに早朝なのでお弁当を注文する人はめったにいませんが、出勤前にお昼としておにぎりを買いにくる人はいます。(おにぎりは前の時間帯の人が握ってくれてあります)しかし中には「にぎりたてがいい」という人もいるので、対応できる時は作っていました。
仕事もラクではないですが、やっぱり1人はキツイです。トイレの心配もあるし、冬場は6時ってまだ暗いです。強盗がきたらどうしよう・・・とも思っていました。食事補助も半額負担でしたが、食材の廃棄分からみて金額が合わないのか、みんなにきちんとするように注意していました。
弁当屋のアルバイトで、一番キツイことは、なんと言っても、とにかく仕事が忙しいことです。と、言うのも、店舗にいるスタッフの人数が少ないので、店をスムーズにまわすのが難しいからです。
昼間のシフトはだいたい2〜3人体制ですが、調理を1〜2人担当して、レジは1人という感じになります。お昼時は忙しさのピークになるので、そのときの店の混雑はハンパないです。
正直、その時間帯にレジに入っているスタッフが新人だったりすると、レジは長蛇の列になってしまうし、あせってミスをしてクレームの原因にもなります。僕も、新人のころはこの忙しさに慣れてちゃんと店を回せるようになるまではかなり苦労しました。
ある程度、忙しい店舗で仕事をした経験があるとか、テキパキと動ける人のほうが向いていると思います。