ドーナツ屋バイトのきついところ

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ケーキ屋バイトのきついところ


お客様が多少なりとも考えながらケーキを指定してくれるといいのですが、これとこれとこれという風に次々に注文されると覚えるのがとっても大変です。

 

ホールのケーキはそのまま指定の箱にいれるだけなので簡単だけど、個別のケーキを箱にうまく入るようにするのには慣れが必要。もともと箱につめてある焼き菓子を選ばず、お客様自身が好きな焼き菓子を指定して箱に詰めて欲しいと言われた時もとても面倒です。

 

ケーキ屋はせいぜい多くても3人しかスタッフがいないので、混んでる時は本当に大変、一人でも新人さんだったり不慣れな人と一緒だと負担がかかります。逆に暇でも座れずにずっと立ってなきゃいけないので2〜3時間で足が棒になっちゃいます。

 


まず、基本立ちっぱなしです。そして接客業のため、表情には必ず気を付けなければなりません。

 

店舗のある場所について、例えばデパ地下のように、他のお店が同フロアに立ち並ぶ場合、スイーツ激戦区となります。アルバイトではノルマが課せられることは少ないかもしませんが、他のお店に打ち勝つためには、声を張りあげてお客様を呼び寄せなければなりません。このように、意外と体力が必要とされる仕事だと思います。

 

次に、商品の取り扱いについてです。ケーキは柔らかく、繊細で、少し力を加えると崩れてしまいます。また、倒してしまってクリームが剥がれてしまうなど、扱い方が非常に難しいです。その中で、お客様を待たせないよう迅速で丁寧な対応が必要となりますので、アルバイトの中ではきついほうだと思います。

 


立ち仕事なので足が疲れます。仕事中は座ることがないのでむくみます。ケーキを取る際、かがむことが多いので足腰が鍛えられます。

 

食品を扱うので衛生面は気を付けなければいけないので掃除は念入りに行ないます。

 

ケーキの乗ったお皿は意外と重いし、倒せないので腕の力が必要です。見た目よりも体力が必要です。布巾、トレイ、ケーキのお皿など洗い物があるので手が荒れます。

 

ケーキ屋はクリスマスや年末年始が忙しいです。彼氏がいる人はクリスマスは一緒に過ごせません。朝も開店前から閉店までシフトが入ります。年末年始はご挨拶のため焼き菓子の包装が増えます。たまに包装紙で指を切ります。しかし、普段は給料日と土日以外はあまり忙しくありませんでした。

 

最初は、ケーキや焼き菓子の種類や値段、味の特徴など覚えること、ケーキの個数や形によって使う箱を考えるのが大変でしたが慣れればなんとかなります。ケーキが好きだとあっという間に覚えられると思いますし、好きなものに囲まれているので楽しいです。

 


一番きついのは必ず「太る」ところです。

 

ケーキ屋でバイトというからには、元々ケーキ好きな人が多いと思います。そのお店にもよりますが、余ったケーキや形が崩れて売り物にならなくなったケーキ、新作のケーキなどたくさん食べることが出来ます。

 

はじめはとても嬉しいでしょうが、そのうち飽きてきます。ずっと甘い匂いに囲まれているので、体調の悪い日なんかは匂いだけで気分が悪くなることもありました。でも、飽きたからと断ることも出来ず貰い続け、食べ続け、家族までも「飽きた」と言っても、貰い物のケーキは続きます。

 

時間とコストをかけて作っているのを知っているので、勿体無くて捨てることも出来ません。

 

私の場合、半年ほどで5キロ増えて、顔には常にニキビが出来ていました。

 

それでも、ケーキが好きだったので楽しくてやりがいはありました。誕生日ケーキなど、一点もののオーダー品は包むのはとても緊張するし、クリスマスは一日で人の1年分働いた気分になる過酷な職場でもありますが・・・。

 

何よりケーキ好きで、体力と健康に自信がある人にはおすすめです。

 


私がケーキ屋さんでバイトしていてきつかったのは、かなり上体を上げ下げすることが多いので、腰と膝が痛くなってしょうがなかったことです。

 

あまりに膝が痛くなって、就業したてでまだ体が慣れていないうちは、接骨院に行って腰を見てもらったこともありました。湿布しながら仕事したこともあります。あとは一点ものの生菓子を扱うので、たまにやってしまう失敗として、自分がトングでそのケーキをつかむときにお菓子を傷つけてしまうことがあったことでした。

 

そのことで大クレームになり、店長がお詫びに行っていたときは、かなり申し訳なくなりました。まだ在庫があるうちはいいですが、閉店間際の残った1点などは、傷つけないように扱うのに本当に注意が必要です。

 


クリスマスは世界で一番忙しい職種の一つだと思います。

 

アルバイトですがケーキの販売以外に製造補助も行っていました。カレンダーのお休みがどのようになっているのか、その年にもよるのですが、12月の23、24、25日は目が回るほどの忙しさでした。無理やり休憩を取らないとご飯も一日中食べられません。ていうかご飯のことを忘れます。

 

どんなに朝早くからケーキをたくさん作っていても、物凄い速さで売れてしまい、やっと作ったものも並べた途端に売れてしまう状態でした。もう買わないでと思うほど異常な忙しさです。社員さんなんかは3日日間泊まり込み覚悟でこのイベントに挑みます。

 

ケーキ業界は冬に比べて夏の売り上げが深刻なほどがくんと落ちるので稼げる時に稼がなければやっていけないという事情もあります。年に一度の大イベントはバイトも社員も一丸になって乗り切ります。